カブのボアアップの工賃!改造後の手続きやメリットなども解説!

今回はカブのボアアップについてご紹介します!

カブのパワー不足を感じたら最も効果的なのはやはりボアアップ。

しかしボアアップするには幾らくらいかかるのだろう?どうにか自分でできないものか?

などの疑問から、実際に交換する手順の概要に改造後の手続き、メリットまで詳しくご説明していきます!

カブのボアアップの工賃

画像引用:男とロマンと時々機械

カブのボアアップ工賃については、どこまでやるかによって大きく変わってきます。

代表的なものが「腰上」と呼ばれる部分だけを交換するやり方で、この場合はエンジン脱着と腰上の分離(割り作業)工賃が合わせて約30,000円くらいから。

腰下(クランク周り)まで完全にフォローしようと思うと、エンジンだけでなく動力が伝わるクラッチなどにも手を入れなくてはならないので工賃だけでも費用はかなりかかります。

これと部品代がかかるので、どこまでやるかはしっかりと目的に合わせて予め検討しておきたいところです。

ボアアップの必要性

ボアアップの必要性で最も多い理由が「50ccのカブならボアアップすることで原付二種扱い」になることです。

単なるパワーアップによる恩恵だけでなく、速度制限などが変わるなど法的にも内容がランクアップしますので通勤などでもだいぶ楽になることも増えるのではないでしょうか?

項目50cc原付2種
法定速度30km60km
最大積載量30kg50kg
二段階右折必要不要

※125ccを超える場合は高速道路の走行も可能になります。

自分でボアアップは出来るのか

今はボアアップキットも多様に販売されていて自分で行うことも可能ですが、エンジンを解体するにはそれなりの技術が必要になります。

また、ボアアップ後には必ずセッティングが必要になってきますので、もしあまり作業には自信がないけどやってみたいという人は、組みつけ後も「理想の状態」になるまで時間がかかるかもしれないという「覚悟」と「根気」を持って取り組んでください

ですが自分で手を入れて完成した時の喜びは格別ですので、きちんと知識を学びながら行って見るのは良いことだと思います。

しかし、壊れたり予想外の故障で事故に繋がる場合も予想されますので、あくまでも「自己責任」で行う作業になることを予めご了承ください。

必要な工具や道具、万一の為にしばらく放置しても車両やエンジンが雨風にさらされない作業スペースの確保など勢いよりも下準備をしっかり整えてから臨みましょう。

用意するもの

用意するものは腰上のみの交換と仮定すると以下のようになります。

  • ボアアップキット
  • レンチ類
  • ドライバー類
  • ハンマー(プラスチックハンマーが望ましい)
  • 廃油受けなどオイル交換用品一式
  • ガスケットグリス
  • パーツクリーナー
  • プラグなどの消耗品(交換する場合)

 

主だったものは以上のような基本工具で行えると思いますが、トルクレンチを持っていない場合は必ず購入してサービスマニュアルにある規定値に合わせて締め付けトルクを合わせてください。

また、オークションなどで中華系商品ではビスネジが入ってないなどのトラブルも見受けられますので、キットの内容を確認して足りなければビスの予備なども必要に合わせてご用意ください。

※他に腰下や駆動系まで手を入れるならばスプロケットやチェーンなどのそれに合わせた工具も必要になってきます。

ボアアップの手順

ボアアップの手順についてですが、ここでは専用のキットを購入して行うと仮定してお話しします。

基本的にキャブなどを外し、必要であればエンジンを降ろした状態になっている前提で
※エンジンを降さなくても作業は可能です。

  1. まずはエンジンのシリンダー部分(腰上)とクランク側(腰下)の分離
  2. キットのピストンを組みつけ、シリンダー部分を交換
  3. ヘッド周り、キャブなどを組みつけ完了

言葉で書くと非常に簡単ですが、ボアアップとは単純に「ボア容積を広げてそれに見合う大きなピストンに交換する」だけですので、ボアアップキットなど既に車種別に規格されている商品ですと単純に交換するだけで済みます。

カブ、初めてのボアアップ88cc(セル付き4速50ccの加速・最高速&腰上分解編。ミニモト製入門向けボアアップキット88cc)
カブ、初めてのボアアップ88cc(腰下準備(オリフィス穴拡大・オイルポンプ交換)編)セル付き4速50cc
カブ、初めてのボアアップ88cc(ミニモト入門キット取り付け、実走編)セル付き4速50cc

キットを使用しない場合には、外したシリンダーの内径を削る作業からとなりますが、これは素人には難しいので割愛いたします。

取り付けが終わったら

ボアアップキットを取り付け完了したら、お住まいの市町村の役場内「税務課」での申請が必要になります。

これは「原付2種」登録することで、課税対象が変わる申請を行うものです。

※〜125ccまでは管轄が軽自動車会館や陸運局ではありませんのでお間違いなく
※125ccを超える場合は「軽二輪」扱いとなり、お住まいの地域の運輸局の定める軽自動車会館への登録となり必要内容も変わりますのでご注意ください。

これを怠ると「脱税」として法的に罰せられることになりますので必ず行ってください。
持参するものは以下の通り

  • ナンバー
  • 認印
  • 排気量変更証明(ボアアップキットなどでしたら一緒に同梱されています)※証明書が同梱されていない場合はキットの購入領収書でも可

専用の書類に必要事項を記入してナンバーや必要書類とともに提出するだけですので難しくはありません。

ボアアップ後の注意

ボアアップをすると排気量が変わることで先の登録のように様々な状況が変わります。

  • 税金が変わる
  • 燃費が変わる
  • 対象の保険も変わる
  • 駆動系などへの負担から故障が増える

などです。他にもご自身の状況で変わることもあると思いますので、単純に排気量が上がっただけと思わずに各所への確認を忘れないようにお願いします。

また、排気量の改造申請をしただけでは「2人乗りはできません」ので、お間違いなく。

1番の注意点は元々の設計が全て50cc(30km走行)を想定して作られているので、それを超えるパワーや速度が色々なところに負担をかけ、思いがけない故障にも繋がりますので、常に気をつけておきましょう。


今回はカブのボアアップについてできる限り詳細にお届けしていきました。

この記事を読んで日頃のパワー不足や速度などの制限にお困りの皆様が「実際にやってみようかな」と思っていただければ幸いですが、キットの購入には充分に気をつけてください。
「安かろう悪かろう」では元も子もありません。特に最初は日本語での説明書やアフターサービスが受けられるようなメジャーな企業のものをお勧めいたします。

また実際の作業時にも、万一の場合を想定したスペース確保や下準備をしっかりと行って後で慌てなくて良いようにしておきましょう。

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