ハーレーに乗っていて、マフラーを改造して騒音問題で捕まることはあるのかなと思っている方、ハーレーを今以上に静かに乗りたいと考えている方に

  • バイクの排気音規制はどのくらいの大きさなのか
  • ハーレーってどうしてうるさいと思われているの?
  • 排気音を静かにする方法

をご紹介しています。

近所迷惑にもなるハーレーの騒音問題ですが、ハーレーの音で捕まることはあるでしょうか?

ハーレーの音で捕まることはある?

捕まる可能性はあります。

信号待ちで警察に止められる場合や、暖気運転をしているときの音により、近所に住んでいる方が警察に連絡して捕まる場合があります。

JMCAマーク・EUROマークがついたマフラーを使用していない場合は、見た目で判断をされてしまい警察に捕まる場合もあります。

警察に騒音で声を掛けられた場合は、警察署に移動して音の測定器で検査をして判断されます。

どのくらいの音量で捕まるのか

バイクの近くで音の判断する場合は、94デシベル以上の音量が出ている場合は捕まります。

カラオケの音や人の怒鳴り声ぐらいの大きさのイメージです。

かなりストレスを感じる音の大きさだと思われます。

走行中のバイクで音の判断をする場合は、86デシベル以上出ている場合は捕まります。

86デシベルの音の大きさのイメージは、電車の車内・パチンコ店内の音です。

走行中は音の基準が下がっていますが、パチンコ店内の音がずっと聞こえてくるのはやはり迷惑と感じる方が多いでしょう。

輸入車は捕まりにくい!?国産車との差はあるのか

輸入車・国産車どちらの方が警察に捕まりやすいか、捕まりにくいかの差はありません。

なぜなら、騒音の基準は年式によって騒音規制が変わっているので、輸入車・国産車の違いがないからです。

今後、世間のイメージ的にハーレーの音が大きいと思われてしまうと、輸入車が捕まりやすくなる場合もあります。

自分だけが楽しむのではなく、ハーレー仲間や輸入車に乗っている方を苦しめない為に、騒音基準以下のマフラーを選んで乗りたいですね。

捕まったら罰金はどのくらい?減点は?

捕まってしまった場合は整備不良違反になり、罰金は7000円・減点は2点になります。

騒音で警察に止められた場合、音を測るために警察署に移動して検査をうけないといけません。

貴重な点数、お金、更に時間までもが無駄になってしまいます。

しっかりと整備をしたハーレーに乗りたいですね。

そもそもハーレーがうるさいと言われる理由は?

元々ハーレーは空冷Vツインエンジンを搭載しているため、水冷のバイクに比べるとどうしても排気音が大きくなってしまいます。

その上、マフラーを改造しているライダーがいるので、ハーレーはうるさいというイメージがついてしまったのだと思われます。

新車のハーレーの音は静かで、騒音基準以下で販売されています。

ハーレーを販売している、ハーレーダビッドソンジャパンも騒音問題によるイメージ低下を防ぐため、マフラーを改造したバイクの整備はしないという方針を出しています。

販売メーカーまでも巻き込んでしまっているのが騒音問題なのです。

ハーレーに乗っている良識のあるライダーも多いですが、一部の人たちによって世間のハーレーイメージが悪くなってしまっているのです。

近所迷惑にならないために

近所の迷惑にならないようにするには以下のことが必要です。

  • 暖気運転は走りながらする
  • 時間帯に注意してバイクに乗る
  • ハーレーダビッドソンで整備してもらえるマフラーに変える

などの方法があります。

暖気運転は走りながらする

暖気運転をする場合は1箇所で停まってするのではなく、エンジンを掛けたらすぐにバイクを出してしまいましょう。

シフトチェンジを優しくする、いきなりスピードをあげない、という形で気を付けて乗ると暖気運転は完了します。

時間帯に気を付けてバイクに乗る

バイクを趣味で乗る方は出発や帰る時間帯を意識してみましょう。

日曜日などの休みの人が多い曜日に早朝5時に出発するなどの行為は、近所迷惑で苦情が来る場合があります。

時間を意識すると、早く出発したい場合はエンジンを掛ける場所を変える、一か所にとどまらずにすぐに出発するなど対策できます。

帰る時間帯が深夜になる場合は同様に、少し離れたところでエンジンを停止して押して家に戻るという事もできます。

時間と体に無理のないツーリング計画を立てて、近隣のトラブルがないようにしたいですね。

ハーレーダビッドソンで整備してもらえる、静かなマフラーに変えてもらう

住宅街で大きい道路にでるまでに距離がある方は、ハーレーダビッドソンで整備してもらえるマフラーで、静かな物に変えるのも一つの手段です。

近隣の人達に迷惑を掛けて住みづらくなって引っ越しするより、マフラー購入費用の方が安い金額で済みます。

家に戻るときは少し前から押して帰るなど、さらなる工夫をすると苦情が来る恐れは低くなっていきます。

簡単に音量を変える方法はこれ!

バッフルの装着がおススメです。

バッフルとはインナーサイレンサーのことです。

価格はピンキリなので、マフラーの形状、音量によって自分好みの音の大きさに抑えることができます。

ハーレーダビッドソンで整備してもらえるバッフルを装着してもらい、騒音で警察に捕まらないようにしたいですね。


ハーレーの音で捕まることはあります。

どの程度の大きさで捕まってしまうのか、どうしてハーレーの音がうるさいという印象があるのか、ハーレーの排気音を抑えるための方法をまとめると

  • 騒音規制は、大体パチンコ店内の大きさが出ていると違反になる
  • ハーレーは空冷Vツインエンジンを使用しているため、排気音がお他のバイクに比べて大きい
  • バッフル(インナーサイレンサー)をつけるのが手軽で効果がある

となります。

ライダーちゃん
1人でも多くのハーレー乗りの印象を良くし、かっこいいハーレー乗りライフを送っていきましょう!

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