いざ出先で盗難防止対策をしようと思っても「盗難防止で気を付けるポイントは?」「何を持って行ってたらいいの?」「荷物にならない?」など不安になる事があるでしょう。
そこで今回は、他の記事より分かりやすく細かく出先でのバイクの盗難防止について詳しくお伝えしていきます。
ツーリングによく行く方や、盗難について考える方、詳しくなりたい方は必須の内容となっていますので、是非ご覧ください。
バイクの盗難防止で出先の場合
バイクの盗難防止で一番効果があるのは、「隠す事」です。
バイクの盗難防止はとても大切で、盗まれないから大丈夫ではなく、盗まれてしまったらを考えて対策する事を考えて下さい。
今回は、出先でのバイクの盗難防止の場合に役立つアイテムをご紹介させていただきます。
最強はアラーム付きディスクロック
今回紹介する中で一番効果があるのは、アラーム付きディスクロックです。
ディスクローターに空いている穴にディスクロックのピンを差し込み、ディスクローターを挟む要領で取り付けます。
ディスクロックを設置する事で、ディスクロックがホイールと接触しタイヤの回転を防ぐ事ができるので、バイクが盗難される危険性から守る事ができます。
また、小柄で軽量なので持ち運びも便利ですし、ツーリング先でも簡単に取り付けられますので出先の盗難対策にとても心強いアイテムです。
定番4つ
ここではバイクの盗難対策に役立つ定番アイテムを紹介します。
アイテムも1つ1つメリットやデメリットがございますので詳しく紹介していきます。
ハンドルロック
最初の一つ目はバイク本体に付けられているハンドロックです。
ハンドロックのメリットはお手軽にロックを掛けられる事。コンビニに行く際や、ちょっとした時にはとても便利です。
そんなハンドロックですが、デメリットとしてハンドロックを解除していない状態でも車体を動かす事ができます。
バイクはハンドルを持ち上げてしまえば後輪が回るため、盗難されてしまう可能性があります。
U字ロック
二つ目に紹介するのはU字ロックです。
U字ロックのメリットとして、セキュリティロックの破損を防ぐには、破損する工具を差し込む隙間を与えない事です。
ただしU字ロックのデメリットは形状が固定されている為、付ける場所や携帯する事には不向きとなります。
チェーンロック
三つ目に紹介しますのは、チェーンロックです。
チェーンロックと言うと、このタイプを思い浮かべる方が多いでしょう。
メリットは、定番ゆえに低価格から高価格な物まで非常に幅広くある事です。
ですが低価格なものは、チェーンが細くプロの手にかかれば1分以内で開けられてしまう事があります。
長ければ施錠するのに便利ですが、重くなり持ち運びや収納する場所にも固まりますので、実際に使う事を想定して長さを決めましょう。
デメリットは、先ほどもお伝えしたとおり安いのだと簡単に鍵を開けられてしまう事や重くて場所を取る事また、持ち運びにも不便な事です。
ブレーキロック
四つ目はブレーキロックです。
ブレーキロックとは、ブレーキロックを取り付ける事によってスロットルを回しずらくなり、ブレーキレバーを引いたまま固定する事によって、フロントタイヤをロックできます。
これにより、簡単にはバイクが移動しないようになります。
メリットは、軽くて強いアルミキャストフレームが主流なので、とても軽く強度が高い事です。
また、比較的小さいので持ち運びにはとても便利な商品になっています。
デメリットは、ブレーキを固定する事になりますので前輪を持ち上げてしまえば簡単に動いてしまう事です。
対策グッズはどこで買えるの
上記で紹介した商品は、全てネットで買う事ができます。
近くのバイクショップやホームセンターにも売っているとは思いますが、品数やお値段的にもネットで買う事をオススメします。
ですが、バイク屋に行き自分のバイクにあった盗難対策グッズを教えてもらったりするのはとても大切なのでバイク屋に行くのもありです。
そこで、いい防犯対策のグッズがありましたら買う事にするのがいいでしょう。
複数で使うと効果的
見出しにもありますように、防犯対策グッズは複数で使う事が効果的です。
複数使う事によって盗まれにくくなる事はもちろん、バイクを盗もうとしている人から見たら、防犯対策をしっかりしているバイクには、心情的に「この人はしっかり対策しているからやめよう」となる傾向にあります。
そして複数使う時には、前のタイヤと後ろのタイヤに1つ1つ使うようにして下さい。
同じタイヤを固定するより前後に付けた方が運ばれにくいので徹底しましょう。
また、家に保管する際はロックを使うより効果的なバイクを隠すバイクカバーを付けましょう。
バイク盗難のための保険もある
どれだけ対策をしていても、バイクが盗難にあってしまうことがあります。
購入時や購入後、バイク盗難保険に入っておくのも一つの手段です。
- 自分が購入した車体金額を補償するプラン
- ローンが残っている場合はローンを補償してくれるプラン
様々なプランがあるので、自分に当てはまるプランを契約してください。
更に保険に入るメリットとしては、盗まれてしまった時はすぐに冷静になることができません。
そんな時に契約した保険会社に連絡をすると次に何をするべきかアドバイスがもらえます。
自分で一から調べるよりも、信頼できる会社からアドバイスをもらい動く方が心理的な負担も少ないのでお勧めです。
盗難にあったらどうすれば良いか
どんなに防犯対策を行っても、バイクの盗難は100%防止できる訳ではありません。
ここでは盗難にあった際の手続きを説明していきます。
まずバイクを盗まれたらすぐに最寄りの警察署か交番に被害届と盗難届を出しましょう。
その際に、次の情報を把握しておきましょう。
- バイクのナンバー
- バイクの車体番号
- 盗難された場所と盗難が発覚した日時
上記の事を把握し警察署や交番に向かってください。
鍵を抜き忘れるうっかりミスに注意
バイクのカギを抜き忘れてしまうと、どんなに防犯対策をしていてもすぐに盗まれてしまいます。
鍵を抜くことを習慣化するというのは言うのは簡単ですが、どうしても習慣化が難しい方もいらっしゃることでしょう。
一番確実な方法は、ズボンと鍵にキーチェーンを付ける事です。
大切なバイクをうっかり鍵の抜き忘れで盗まれてしまうよりも、ズボンと鍵をチェーンでつなげて、ちょっとの不便さを我慢する方が損害が小さいでしょう。
出先でのバイク盗難の対策についてご紹介しました。
バイクの盗難で一番効果があるのは隠すことですが、手間や荷物にもなってしまいます。
ですので、出先での盗難防止に役立つアイテムは
- 最強アイテムはアラーム付きディスクロック
- バイク本体に付いてるハンドルロック
- U字ロック
- チェーンロック
- ブレーキロック
という事がわかりました。
更に、盗難保険や盗まれてしまった場合の必要な情報、鍵の抜き忘れ防止の対処方法もご紹介しました。