カブから異音!「カタカタ」「カラカラ」「ガラガラ」の正体は?

愛車のカブから異音が聞こえていますか?

異音には様々な原因があります。放っておけば事故にも繋がりかねませんし、大きな故障になる場合もあります。

エンジン内部の異常は早めにメンテナンスを行うことが大切です。

今回の記事ではカブから聞こえる異音について原因、音の種類と場所から故障箇所を特定、カブでよくある異音の原因であるカムチェーンの緩みを調整する方法まで解説していきます。

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カブの「カタカタ」「カラカラ」「ガラガラ」の異音の正体

画像引用:株式会社中央商会

バイクから聞こえる異音の正体は、劣化部分がエンジンの回転の振動で音を出していたり、エンジンやクラッチ内に出来た隙間が原因で異音がしている場合があります。

しばらく放置していた場合のパーツの劣化も考えられます。

メンテナンスを行った時にパーツの付け方を間違えている場合もありますし、比較的多いのがネジやナットがちゃんと締められていない、もしくは緩んだ結果、異音がするという場合です。

異音の聞こえてくる場所や、故障の原因の種類によって、初心者でも修理ができる場合や、難しい場合があります。

様々な原因が考えられますので、まずは異音がする場所を特定していきましょう。

異音の場所を特定する

原因箇所を特定のために、まずはどこから異音がしているかを特定する必要があります。

異音が出る場所は大抵はエンジン部分かもしくはタイヤ部分です。

エンジン周りからの異音の場合

  • クランクシャフト
  • カムシャフト、タペット
  • エンジン取り付け部分
  • カムチェーン

タイヤからの異音の場合はブレーキ周り、ホイール周り

  • ブレーキパッド
  • ブレーキディスク
  • ホイールベアリング

カブですとこのような箇所が異音の原因と考えられます。

音の種類と場所から推測出来る故障箇所

さて、大体この辺から音がする。とわかれば、音の種類で故障箇所と原因の見当がつきます。

  • エンジンからカタカタもしくはカチカチといった音がする場合はタペット音が原因の可能性が高いです。もしくはクラッチに問題があるかもしれません。
  • 回転数を上げるとエンジンからカラカラガラガラといった音がする場合はノッキング現象と思われます。
  • エンジン上部から回転数を落とす時にジャージャラジャラといった音がする場合はカムチェーンの緩みが原因と考えられます。
  • エンジン下部から乾いた感じのカラカラ、ガラガラといった音がする場合はクラッチが原因と考えられます。
  • タイヤ部分からブレーキをかけた時キーキーという音がする場合はブレーキパットが劣化している可能性が高いです。
  • ハンドルをきるときにガタガタ聞こえる場合はベアリングの劣化と不具合の可能性があります。

人によってカタカタがカチカチに、ガラガラがジャリジャリに聞こえてしまう場合がありますが、音の場所と鳴るタイミングでなんとなく理解してもらえれば有り難いです。

自身で修理をすることは可能か

エンジン内部の問題については初心者が一人で直すのは難しいです。

バイクのエンジンの構造は複雑で、色々な場所のメンテナンスがきちんと行われて正常な状態であることによって動いています。

あまり知識のない状態でエンジン内部をいじると、一つのミスが重大な故障になることも考えられます。危険ですし後々すごい工賃がかかることにもなりかねません。

「自分はメンテナンス慣れてるよ!」 と言えない場合は異音が聞こえたら早めにショップに持っていきましょう。

「それでも自分で修理がしたい!」 という方向けにカムチェーンの緩みの調整方法を紹介します。比較的簡単ですし、エンジン部分をいじる必要もありません。

修理する際に必要な道具

カムチェーンの調整は割と少ない工具で大丈夫です。

自分でメンテナンスする事に興味があれば、今回使うものは色々な用途で使えるので持っていない場合でも買っておいて損はありません。

カムチェーンの調整に必要なのは 「メガネレンチ23mm.19mm.14mm.10mm」 です。

マイナスドライバー(サイズ関係無し)もあると便利です。

もちろんBOXレンチでも可能ですが、メガネレンチの方が力をかけられるのでおすすめです。

修理手順

まずはカブをセンタースタンドで立てましょう。

次にカブのチェーンカバーにあるの点検窓を開けてみましょう。

マイナスドライバーで点検窓のワキから開けます。この時、力を入れすぎたりして手を滑らすと、車体に傷がつくので気をつけましょう。

点検窓を開けると中にチェーンが見えますね。マイナスドライバー点検窓に入れてチェーンを上下させてみます。

後輪を回しながら、チェーンの振れ幅のチェックをします。

チェックしながらわかると思いますが、一周させているあいだチェーンが場所によって振れ幅が違うところがあります。これを偏伸びと呼びます。一番振れ幅が小さいところを基準としてください。

カブのチェーンの振れ幅は10mmから20mmが基準なのでそれ以上に振れ幅があれば緩んでいるという事です。

カムチェーンの緩みの異音はチェーンがカバーに当たっておきている場合が多いです。それではさっそくチェーンを締めてあげましょう。

まずは点検窓の右の方、10mmのアジャストナット手前にある23mmのナット外側に付いている19mmのナットから緩めます。緩めるときは、反時計回りです。

ナットを取る必要はありません。一回転も回して緩めれば良いでしょう。

その後23mmも緩めるのですが、このナットはタイヤの反対側の同じ部分にある14mmのナットを固定しないと一緒に回ってしまうので注意してください。23mmのナットも1回転ほど緩めれば大丈夫です。

これで後輪のアクスルシャフトが動くようになりました。アクスルシャフトというのは後輪の軸の事です。

次はアジャストナットをゆっくり時計回りに締めていきます。このタイミングでチェーンの緩みが解消されます。

締めすぎたら逆時計回りにして緩めてあげましょう。

チェーンの張り具合、振れ幅を確かめながら締めてあげます。

ここで重要なポイントです。

タイヤの反対側、同じ位置にも同じ10mmのアジャストナットがあるので、左右対象に回してください。アジャストナットの回した方が非対称になってしまうと、リアタイヤが斜めになってしまう事になります。

チェーンの振れ幅を確かめて、良さそうだなと思ったらさっきと逆の手順で23mm→19mmの順で締めます。

これでアクスルシャフトが動かなくなりました。

後輪を回しながらチェーンの張り具合をもう一度確認します。一周させて張り具合が良ければ作業終了です。

お疲れ様でした!

ここまでやってみて異音がなくならない、もしくは手順を読むだけで大変そうだと思ったら、潔くショップに持っていきましょう。

整備士さんの実際の作業を隣で見れば理解しやすいですしきっと説明もしてくれると思います。

ショップにお願いする際に店員さんに伝えること

ショップにカブを持って行ったら、店員さんには「大体どの辺から、どんな時、どんな音がするか」を伝えましょう。

整備士さんの手間も省ける上、こちらの出費も減ります。原因不明で時間がかかればそれだけ工賃もかかってきてしまいます。

こういったトラブルを予防するには

バイクの異音、トラブルを予防するには、定期的なメンテナンスが必要です。

後はたくさん乗ってあげて、バイクの異常にいち早く気付いてあげられるようになる事です。

カブのパーツは他のバイクと比べて比較的安いものが多いです。パーツは消耗品なので「そろそろかな」と思ったタイミングで交換しましょう。


カブの「カタカタ」「カラカラ」「ガラガラ」の異音の正体は以下が考えられました。

  • 劣化部分がエンジンの回転の振動
  • エンジンやクラッチ内に出来た隙間
  • パーツの劣化
  • メンテナンスを行った時にパーツの付け間違え

カブの異音のは音の種類や聞こえる場所によって様々な原因があり、自分で治せることもあれば、難しい場合もあります。

今カブから異音が聞こえているあなた、愛車のカブが「調子悪いよ!」と言っています。原因を見つけてしっかりメンテナンスをしてあげまししょう。

今回はカブの異音の原因から対処法、簡単なカムチェーンの調整方も開設しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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