バイクってカッコよくて、気持ちよさそうで、一度は乗ってみたいですよね!!

欲を言えば後ろに女の子を乗せて、海沿いをツーリングして、現地の美味しいものを一緒に食べて、景色のいい旅館に1泊して、、、想像をするときりがなくて困ります(汗)

そんな想像では魅力たっぷりのバイクですが、80年代のような絶大なバイクブームは過ぎ去り、今や乗っているだけで引かれるんじゃ…とバイクに乗るのに勇気が出ない学生さんが多いのでは無いでしょうか。

今回はそんな悩める学生さんの悩みを少しでも解決できればなと思います。

記事の更新情報

※2023年8月13日に最新情報を更新しました。

大学生でバイクはダサい?

画像引用:大学生はこれを見ろ

最初に言います。ハッキリいいます。ダサくないです!!

初めてバイクを買おうとしている方の多くが周りからの目を気にがちですが、むしろ、バイクはダサいんじゃ…と自分のやりたい事を他人からの視線を気にして抑え込んでしまう、その考え方のほうが正直ダサいです。

バイクは一度ヘルメットを被って跨ってしまえば一人の世界です。他人の視線は気にしなくても良いのです。

やりたい事もなくただ成り行きで大学に入学した人も多い今の御時世に、やりたい事を見つけてその為に頑張っている人はカッコイイんです。

乗りたいバイクに乗り、自分がカッコイイと思ったバイクに乗る。それだけで十分カッコイイんです。それが原付バイクであろうが大型バイクであろうが関係はありません。

ただし、バイクに乗っているからモテるか…と言うとそれとこれとは話が違うので、「あなたのバイクなら一緒に乗りたい!!」と言ってもらえるよう、自分もバイクもしっかりと磨いておきましょう^ ^

大学生でバイクを買うメリット

正直、大学生で無理をしてまでバイクを買うメリットってあるの?と疑問に思う方も多いかもしれません。

ここでは大学生でバイクを買うメリットを3つ挙げさせていただくので、参考にしていただければと思います。

通学に使える

大学生の皆さんは毎朝早起きをし、満員電車に揺られながら通学をしている方も多いのではないでしょうか。

バイクがあればそんな毎朝の負担とストレスから解放されて自分の走りたいルートで自由気ままに通学ができるようになります。通学自体が趣味になるのでそれだけで毎日が充実します。

また電車の定期代も不要になるので考え方によっては節約にもなるでしょう。

車よりは維持費が安い

大学生にもなると周りに車を所持している人もいるかと思いますが、乗ってみると車は維持費が結構必要となってきます。

諸々の維持費にプラスしてガソリン代、車検代、駐車場代など、年間にして数十万円もの金額が必要となってくる場合もあります。

もちろんバイクも車両なのでなので持っているだけで維持費は必要ですが、それでも車と比べるとかなり安い金額で収まります。

車に比べて燃費は良いですしバイクの場合駐車場代を払わなくても駐輪場に停められるのでそれだけでもかなり負担が減るでしょう。

行動範囲、友達が増える

バイクがあると今まで電車ではなかなか行けなかった所に簡単に行けて行動範囲がぐんと広がります。行った先々でまだ見ぬいろんな景色と出会い、四季を感じ、心も体も健康になれます。

またツーリング先での出会いやSNSを通じて交流の輪が広がり、友達がたくさん増える事もあるでしょう。そこには予期せぬ運命の出会いも待ち構えているかもしれません。

インドア派で人とワイワイするのが苦手な方も、バイクに乗ってしまえば一人の世界なので意外とハマりやすいかもしれませんよ^ ^

大学生でローンは通るのか

結論から先に言うと大学生でもローンは通ります。

お金がないけど少しでも早くバイクが欲しい場合、一つの手段として「ローンを組む」という方法があります。

ただいくらアルバイトを頑張っていても学生でローンは通るのか不安ですよね。ご安心ください。学生でも契約できるローンはあります。

厳密に言うと大学院生でも専門学生でも短大生でも、予備校生でも大丈夫です。

ただし未成年の場合は少しややこしくなってくるので今回はそこを簡単に紹介していきます。

大学生がバイクを買う際には一般的に学生ローンというものを使います。これは普通のローンが借りられない学生限定で借りられるローンで、上限は50万円までの物がほとんどです。

ちなみに50万円あれば原付バイクの新車はもちろん、中型、大型バイクの中古車も十分買えます。

ですが「上限」が50万円というだけなので必ず50万円が借りられる訳ではありません。自分の収入と相談して、返済にも余裕を持ったバイク選びをしましょう。

次に学生ローンを組むにあたって必要なものを確認しましょう。

未成年でローンを組む際には、まずは法定代理人(親)の同意が必要です。(ただし結婚している場合は不要)

親がバイクに乗ることに反対している場合はまず家庭内で問題を解決してから読み進めましょう。場合によってはそれが一番難しいかもしれませんが...^^;

学生ローンを組むにあたっては、学生証、健康保険証あるいは運転免許証などの身分証、また銀行のキャッシュカードが必要な場合もあります。

ローン会社まで足を運ばなくてもインターネットで申し込みをし即日振り込まれるタイプのローンもありますので、金利や手数料などを調べてご自身にあったローン会社を選ばれることをオススメします。

ただし、学生であってもある程度の収入がないと審査には通りませんのでそこは注意が必要です。

必要な経費や維持費を学ぶ

バイクは車両に当たるので、所持をしているだけでも必要な維持費が発生します。

維持費の種類には自動車税、重量税、自賠責保険、任意保険、車検代などがあり、その他にも燃料代や必要に応じて駐輪代、タイヤやオイルなどの消耗品の交換費用も必要経費に当たります。

今回は大学生に人気の排気量、50ccの原付バイクと250ccのバイクの1年間で必要な維持費をご紹介したいと思います。

50ccの原付バイク維持費

原付バイクの場合、維持するだけで必ず必要になってくるのが

  • 税金(軽自動車税)2,000円
  • 自賠責保険(強制)7,280円
  • 任意保険 30,000円前後

の3つの合計40000円ほどとなります。

これにプラスして先ほど説明した必要経費が加算されてくるので、合計70000円程度はみておいた方が良いでしょう。

但し自賠責保険は一年単位では7280円ですが複数年単位で契約するともっとお得になります。

任意保険に関しても原付の場合、家族が自動車の任意保険に加入していればファミリーバイク特約と呼ばれるお得な保険に加入できるので、その場合は半額以下になる事があります。

250ccの維持費

250ccの場合も払わなくてはいけない物は同じですが、それぞれの金額が変わってきます。250ccの場合は

  • 税金(軽自動車税)3,600円
  • 自賠責保険(強制)28,000円
  • 任意保険40,000円〜

の3つで110000円前後の維持費が必要となってきます。

あえて記載しませんでしたが、新車で購入する際にはここに重量税4900円が加算されるので注意が必要です。

自賠責保険に関しては原付バイクと同じで契約年数に応じて割引はされますが、その他必要な経費を入れると150000円ほどをみておいた方が良いでしょう。

詳しくは書きませんが、学生さんの中には、「任意保険って必要...?お金が...」 と言った考えの方が多いかもしれません。ですがお金がないからこそ、自分の身を守る為にも任意保険は絶対に加入しておきましょう。

用途別のバイクの選び方

さて、難しいお金の話が終わったところでクールダウンも兼ねて次は自分にあったバイクの選び方をご紹介しましょう^ ^

一口にバイクと言ってもそれぞれに色々な用途がありますので今回はツーリング、オフロード、サーキットを三本柱にして三種類のバイクを簡単にご紹介します。

ツーリングを楽しみたいなら

ツーリングを楽しみたい場合はツアラーと呼ばれるバイクを選びましょう。とは言ったものの、ツアラーバイクでなくてもツーリングは楽しめます。

大げさに言うと原付バイクでも、またこのあと紹介するオフロードバイクでもスポーツバイクでもツーリングはできます。

ただ長時間乗るにはライディングポジションがしんどかったり、エンジン特性がツーリング向きではなかったりもする事もあるので、あくまでも楽にロングツーリングを楽しみたい場合はツアラータイプやアドベンチャータイプと呼ばれるバイクを選びましょう。

オフロードを走りたいなら

オフロードを走りたい場合は迷わずオフロードバイクを買いましょう。

オフロード走行は低速でも楽しめて、車では入れないような林道、秘境に入れるのが魅力です。またバイク自体も転倒することを前提として作られている場合が多い為、丈夫に設計されている事がほとんどです。

バイクに乗るには背が低くて足つきが心配という方はトライアル系と言われるシート高の低くて扱いやすい車両もあるのでそちらをオススメします。

一つ注意点を述べるなら、オフロードバイクに乗っているとフラットだから林道に走りに行こう!と誘われるケースが多くあります。

ですが、その誘いのほとんどがフラットな道ではない所に連れて行かれるいわば詐欺です。

フラットというワードを多用する人には注意が必要です。怪我を防止する為にも自分の技量にあった道選びと交友関係を築きましょう。

サーキット走行をしてみたいなら

サーキット走行をしてみたい方は、レーサーレプリカと呼ばれるバイクや、スーパースポーツ(SS)と呼ばれる車両を購入することをオススメします。

ただしレプリカバイクやSSバイクは大学生には値段も高く、転倒した際の部品代もバカにならないので、R25やNinja250、CBR250など入門級スポーツバイクを購入されることをオススメします。

また少しジャンルは違いますがモタードと呼ばれるオフロードバイクにロード用のタイヤを履かせたようなバイクもオススメします。

バイクショップの選び方

バイクショップにはお店によって様々な売り出し方が存在します。

代表的には、車両価格の安さを売りにしているお店とアフターサービスを売りにしているお店の2パターンです。

では大学生がバイクを買う際はどちらのタイプのお店を選べば良いのでしょうか。

車両価格の安さが売りのお店の特徴は

  1. 車両価格が安い
  2. 諸経費が高い
  3. 最低限のメンテナンスしかしてない車両がほとんど

などがあります。

自身で整備や修理することを楽しめる方なら車両価格が安いお店で大丈夫ですが、安心してバイクに乗りたい場合は少し高くてもメンテナンス、アフターサービスが充実しているショップを選ばれることをオススメします。

アフターサービスが売りのお店は故障が起こると赤字になりかねないので、バイクを販売する時点である程度のメンテナンスを行なっている場合がほとんどです。

ただこれはメンテナンス費用を先に払っているか、あとで払うか、の違いであったりもするので、ご自身の経済状況や整備の技量とも相談して自分にあったお店を選びましょう。

お店によっては交渉次第で値下げしてくれるお店もあるので怖がらず交渉してみるのも一つの手です。

バイクに乗る際の注意点

さて、バイク屋さんの選び方までを学んで頂いたので最後にバイクに乗る際の注意点を学びましょう。

ここでご紹介するのは 「バイクに乗る際は出来るだけしっかりとした装備で乗りましょう」 という言葉だけです。

具体的には

  • ヘルメット(できればフルフェイス)をしっかりかぶる
  • できればプロテクター入りの長袖、長ズボンを着る
  • サンダルでは乗らない
  • グローブをはめる

の4つです。たった4つですが、このことを守ることを必ず約束してください。

バイクは生身で乗る乗り物です。

公道では自分以外にも色んな人や車両がいて、自分だけが運転に気をつけていても不慮の事故というのは必ずどこかで起こります。

そんな時にあなたが顔丸出しのヘルメットにサンダルで乗っていて、もし亡くなりでもすれば運が悪かったでは済みません。

自分自身を守るということは、自分の家族や恋人、そして事故の相手の人生も守るということに繋がります。

あなたは一人の人間ですが、その周りにはたくさんの人がいます。そしてその一人一人の周りにもたくさんの人がいます。

一つの事故で数え切れないほど多くの方々の人生を壊さない為にも、バイクに乗る際はしっかりとした装備で、安全運転を心がけてバイクに乗りましょう。

たったそれだけであなたは「人を助けるヒーローになる事が出来る」のです。


今回は大学生でバイクはダサいのか?モテるのか、の疑問に出来る限り答えさせていただきました。いかがだったでしょう。

この記事を読んだ皆様が前向きにバイク購入を検討していただければ嬉しく思います。

学業に励みながら趣味でバイクに乗る。今しかできない贅沢な青春の時間をぜひ味わってください。

皆さんにとって最高のバイクライフが訪れることを心からお祈りしています。

ライダーちゃん
大学生でバイクはCOOLだよ!

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