学生の時にバイトをして初めて買ったバイク。だいぶ距離も走ってきたし思い出もたくさんあるけど、そろそろ新しいバイクに乗り換えたいな。

でもどこで買い取ってもらえばいいんだろう?

買い換えるときに下取りに出すか、買い取り業者を呼んで買い取ってもらったほうが高いのか。今回はバイクの下取りは安いのか・買い取り業者の方がおすすめなのか紹介したいと思います。

記事の更新情報

※2023年8月16日に最新情報を更新しました。

バイクの下取りは安い?

画像引用:アップス

下取りが安いかどうかはケースバイケースです。

それは何故か、説明していきたいと思います。

バイク販売、買い取り業者というのはメーカー、車種、排気量などそれぞれ得意不得意があります。

例えば、ホンダドリーム店ならホンダが得意、YSPならヤマハ、モトクロスやロードレースをやっているバイクショップならそれぞれオフロードバイクや、ロード車両が得意でその逆が不得意(専門外)といえるでしょう。

そして 「それぞれの得意分野=得意分野で利益を出しやすい」 だと思っていただいて大丈夫です。

例えば、オフロード専門店ならオフロードバイクを下取りしたらそれを次のお客様に売るところまでお店自体がイメージしやすいため、より高値で引き取ることができます。(購入バイクの割引が大きくなる)

また下取りの場合当然次のバイクを購入してもらうことになるため 「下取り→購入→メンテナンス」 に持ってきてくれるというお店としては今後もお付き合いを続けていきたいためよりサービスをしてくれる可能性もあります。

実際筆者も買い取り業者と専門店の下取りを比べてみて売買した経験があるのですが、お付き合いのある専門店での下取りが高かったため現在も乗り換えからメンテナンス等までお世話になっています。

逆のパターンとしてはオフロード専門店にオンロード車両を下取りでお願いするパターンです。

この場合ショップとしてはバイクを購入してもらえるのはありがたいですが、下取りのバイクを次売り出すノウハウが少ないので、下取り車両に価値を見出しにくいというのが正直なところです。

そうなるとショップも、下取りと同等の値段で知り合いに引き取ってもらうか、まとめて業者オークションに流してしまうので安く下取りしないと赤字になってしまいます。

このような場合はバイクの買い取り業者にお願いする方が値段は高くつきます。

ですので今乗っているバイクが次に乗り換えるバイクとメーカーが同じか、ジャンルは同じかなど、関係性を考えてみると、今乗っているバイクの価値を上げることができます。

「下取り」と「買い取り」の違い

下取りと買い取りでは何がちがうのでしょうか?

【下取りとは】
新しい車両に乗り換える際、それまで乗っていた古いバイクを引き取る代わりに新しい車両の車両価格を割引することをいいます。
【買い取りとは】
バイクショップや買い取り業者へバイクを売却することをいいます。

他社のバイクの下取りは安くなりやすい!?

最初に説明した通り、他社メーカーのバイクの下取りも安くなる傾向にあります。

ホンダ車からヤマハ車への乗り換えで、YSPで下取りをお願いした場合、整備はできたとしてもYSPでホンダ車を販売するわけにはいかないので結果業者オークション等に流すしかなくなってしまいます。

自社で価値を生み出せないものに良い査定はつけにくいため他社メーカーの車両の下取り価格安くなってしまいます。

「下取り」はこんな場合におすすめ!

同じ下取りでもまた細かく比較してみましょう。

行きつけのバイクショップがある!

バイクの購入やメンテナンスをお世話になっているバイクショップがある場合、そこで下取りをお願いするのも良いでしょう!

カスタムやオイル交換等をお願いしていると、ショップ側もどのようにバイクを触っているか、メンテナンスの頻度はどのくらいかを把握できます。

なので下取りをした後の整備費用・店での販売価格を想像しやすくなるため、良い査定をしてもらえます。

ヘルメットなどのバイク用品も扱っている

下取り価格+店員さんとの交渉次第でおまけとしてバイク用品をプレゼントしてくれたりもします!

バイクの販売価格から赤字になるまでの割引はできないのでバイク用品をおまけしてくれるお店も少なくありません。

ただ初対面で横柄な態度でおまけを要求したりは止めておきましょう。お互いが気持のいい取引ができるようにしましょう。

同社ディーラー・専門店への下取り

何度も述べましたが、同じメーカー同士や専門バイクの下取りは査定が良くなりやすいです。

新車の情報や、掘り出し物もあったりするので一度相談してみると良いと思います。

自分のバイクの相場を知ることが大事

買い取り業者の査定が20万円、ショップでの下取りが25万円!

「やった!5万円も得をした!」とすぐに思ってしまうのはとてももったいないです!

今はインターネットで車種・走行距離・年式を打ち込むとその車両の平均買取価格をしらべることができたり、ヤフーオークション等で自分のバイクがどれくらい人気があるのかリサーチすることができます。

実際は40万円近くの買い取りができるのに、平気で8万円ですなどと言ってくる買い取り業者もいますので必ずご自身でリサーチしてから買い取りや下取りをお願いしましょう。

極端な話ではなく業者によっては本当にこんな価格差で話をしてきます。

8万円が一杯いっぱいと言っていたのに、売らないと言い張ると結局30万円くらいまで上がった経験もあります。

まずはご自身で損をしないようバイクの相場をリサーチし、買い取り時に知識がなければバイク仲間に同席してもらうのもいいと思います。

少しでも下取り価格を高くするには!?

少しでも高く下取りしてくれる手段を書いていきます。

できるだけきれいに、洗車は必ず!

必ずバイクは洗車してきれいにしてから持っていきましょう!汚れている状態で査定してもらっても良いことは1つもありません。

汚れている状態だと、普段からメンテナンスをしていないな等、余計な想像でマイナス点になってしまいます。

時期を考えよう!

おすすめは春・秋です!

冬はどうしてもバイクに乗る人が減るため、バイクのを買う人も少なくなり流通のスピードが緩やかになります。

その時に下取りに出しても、ショップ自体も売れない在庫をしばらく抱えることになってしまうので査定は安くなる傾向にあります。

逆に春・秋はライダーにとってはツーリングに最適なシーズン!

雪解けを待った5月のゴールデンウィーク前など、バイクの需要が急激に増えます。

そのタイミングを見計らって下取りに出すことで査定金額のアップを狙えます!


以上がバイクの下取りが安いかどうかについての紹介になります!

せっかくバイクを乗り換えるのであれば、皆さんできるだけ高く買い取りや下取りをしてほしいですよね。

今回の記事で紹介したように、今自分がどんなバイクに乗っているか・次に購入するバイクはどのメーカか等によって買取よりも下取りのほうが査定が良くなる可能性があります!

まずはしっかりご自身のバイクの買い取り相場をリサーチし、買い取りや下取り、もし時間があれば2社程度見積もりを出してもらうのもいいと思います。

納得のいく乗り換えができることを願って今回は以上です!

皆さんのバイクライフが楽しいものになりますように。

ライダーちゃん
納得して売りたいよね~

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