この記事では、詳しい理由とバイク乗りの人におすすめの腕時計についてお話ししていきます!
バイクに腕時計は危険?
バイクを運転する際、どうして腕時計が危険だと言われているのか。それは以下のような理由があるからです。
- 手首の動きを妨げる可能性がある
- 転倒した際に、手や手首を怪我する原因となりやすい
腕時計は手首に装着しますが、それによって手首が動かしにくくなる場合もあります。
バイクはハンドル操作をしながらアクセルを回したり、クラッチレバーを頻繁に握ったりするなどで、手首を頻繁に動かす乗り物です。
そのため、腕時計をしていることによって手首の動かせる範囲が狭まってしまうと、運転にも支障が出てしまいます。
また、万が一バイクに乗っていて転倒した際は、腕時計が手や手首に強く当たって、怪我を負ってしまうことも。
ひどいと破損した腕時計の一部が手の甲に刺さってしまうケースもあるため、運転中に腕時計をするのは危険だと言われています。
腕以外の場所に時計をつける方法
腕時計をバイクの運転中につけるのは危険だとお話ししましたが、出勤やお出掛けで時間を気にしなくてはならない場合に、腕時計が無いのはやっぱり不便ですよね。
そんな時は、腕時計を手首や腕以外の場所につけることで危険を回避することができますよ。
おすすめの装着場所は、バイクの車両本体です。
ハンドルのバーに取り付けたり、両面テープで本体に貼り付けるものもあります。
バイクに時計が常にあれば、腕時計のようにつけ忘れてきてしまうこともありませんし、運転中に確認するのも簡単です。
しかしバイクに時計を取り付けている場合は、バイクを降りた時がやっかい。
買い物や食事に行っている間、自分が時間を確認する手段が無くなってしまうんです。そういったこともあって、時計はやはり腕にしていた方が便利だという声も多く聞きます。
もし腕時計を自分の手首につけたい場合は、大怪我を避けるために以下の2つの方法がおすすめです。
- ジャケットなどの洋服の上から、腕時計をつける
- 腕時計をした手首の部分まで、洋服の長袖で覆ってしまう
洋服の上から装着すれば、転倒した際に直接腕時計が肌に触れる可能性が低くなって怪我しにくくなります。
腕時計を長袖で覆ってしまうという方法は、腕時計をなるべく壊れにくくして、怪我を防ぐという考え方です。
しかしこの場合は、時間を確認するためには袖をまくる必要があるので、手間がかかってしまいます。
また、事故の程度によっては腕時計が完全には守られず、地肌に怪我を負うこともありますのでご注意下さい。
腕時計にとってもバイクの振動は悪影響がある
残念ながら、腕時計はバイクとあまり相性が良くありません。腕時計は振動に強くないからです。
振動を受けることによって正確に時を刻めなくなり、時間が狂ってしまうんです。
特に機械式の腕時計の場合、振動の影響を受けやすいのでバイクの運転中につけるのは避けましょう。
もしバイク本体に時計をつける場合でも、アンティークなものだと時間がすぐにずれてしまう可能性がありますので、時計選びには気を付けて下さい。
バイクに適した腕時計の機能は?
実際にバイクの運転中に使う腕時計を探そうと思った時に、具体的にはどんなものを選べば良いか迷ってしまいますよね。
これから、腕時計を選ぶ際にあると良い機能をご紹介していきますよ。
腕時計に必要な機能は、以下の3つです。
- 耐衝撃性
- 防水
- バックライト
バイクの走行中につけるためには振動に強くなければいけないので、耐衝撃性は高ければ高いほど良いです。
また、突然の雨の時でも慌てなくてすむように、防水機能がついていると安心ですよ。
腕時計の防水レベルは手洗い程度~水中でも平気なものまで様々なので、雨天でも常につけて出かけたい人は、防水レベルの高いものを選ぶようにしましょう。
夜もバイクに乗る人は、バックライトもあったほうが便利です。
暗い夜道で時間確認のために時計を凝視するのは大変ですし、腕時計に気を取られていて運転がおろそかになってしまっては危険です。
グローブをはめた指でもバックライトONのボタンの押しやすいものなど、ぱっと確認できるものがおすすめですよ。
これは便利!スマートウォッチという選択肢もあり
アウトドア用の腕時計など、スマートウォッチ機能がついている腕時計もあります。
これは何が便利かというと、まずアウトドア用なので耐衝撃性があり、防水レベルも高いです。
そしてスマートウォッチ特有の機能として、以下のようなことができるんです。
- グーグルマップが表示できる
- 天気がすぐ確認できる
- スマホへの新着通知を確認できる
スマホのアプリと組み合わせると、便利な機能がもっともっと沢山使えますよ。
運転中にいちいち停まってスマホを取り出すのは、非常に面倒。スマートウォッチさえあれば、手元でスマホの機能がすぐに使えて便利なので、一度使ったら手放せなくなる人も多いようです。
盗難対策なら100均の腕時計を選べばOK
今まで紹介してきたような、必要な機能を搭載した腕時計やスマートウォッチは、値段が割高です。
腕時計があったら便利かな、と思い始めたばかりの人は、まずは100均の腕時計を選ぶのも良いでしょう。
特に、100均の腕時計はバイク本体に時計をつける入門編としてはおすすめです。
バイク本体に時計をつけておいた場合、駐車場でバイクから離れている間に時計が盗まれるという悲しいケースもあるんです。
その際、高級な時計だととても悔しいですが、100均の腕時計なら諦めがつきます。
バイク本体につける方法は、腕にぐるっとまくようにバイクのハンドルのあたりにバンドを巻きつけるだけ。
注意点としては、防水性が低いものが多いこと。雨や洗車の際には外すなどしてなるべく水に当たらないようにして下さいね。
最後に
バイクに乗る際に腕時計をしていると、運転しにくくなったり怪我の原因になったりして、危険だということを説明しました。
しかし、バイク本体に時計を装備すると降りた際に不便が生じることもあります。
もし腕時計をするなら、怪我につながりにくい腕時計の着け方をするのがおすすめですよ。