トライアンフ電気自転車の販売を開始するも静かなスタートでの発進となった

イギリスに本拠地を置くバイク製造販売の最大手トライアンフ社は本日e-bicycle(電気自転車)の販売を開始する会見を開きました。

商品はTrekker GTで1時間あたり250ワットのモーターと504ワットで90マイル(約145キロ)の走行が可能です。

5時間充電する事で、この自転車は52pounds (24kg)と、60Nm(29 ft-lbs)のトルク出力を兼ね備えることが可能になりました。

このトライアンフ社のTrekker GTは3750ドル、日本円で約40万円前後の値段で、アメリカ国内の販売代理店や海外で購入することが可能です。

このe-motorcycle (電気自転車)の最終的なデビューの目的について、トライアンフ社はどの様な問題を抱えているのでしょうか。

このトライアンフ社ですが、世界的なガソリン供給会社として有名ですが、このe-motorcycle に関して何も会見で語っていないのです。

しかし、EVコンセプトについてはすでに2019年に内容を発表しています。

このTrekker GT はトライアンフ社によって開発、製造されましたが、販売開始のタイミングになった時にはスケジュール通りに発売する事は出来ませんでした。

トライアンフ社 北アメリカ支店のマーケティングディレクターであるアダム・バンダー・ヴィーン氏は ニュースサイト テッククランチのインタビューで

アダム
アダム

この電気自転車の開発は、私たちの二輪電気自転車に対する研究の結果であり、開発方法は大変ユニークでした。私たちは電気自転車のマーケットの成長に責任を持ち、この商品を作り出しました。それと同時に私たちは個別に電気による電源を含むエンジンプラットホームなどの研究を続けています。

と述べています。

バイク製造の企業として世界的に有名な、ホンダ、カワサキ、スズキは、電気自転車の研究、開発について他社と比べると開発に乗り遅れている状況です。

しかし世界で唯一、ハーレーダビットソンだけは世界をリードする存在です。

ハーレーダビットソン社は大型ガソリンの製造供給システムを持つ会社で、アメリカ向けに、公道仕様の電気自転車を初めて手掛けました。

値段は29,000ドル(日本円で約310万円)105馬力のLive Wire で2019年に販売されました。

オーストリアに拠点を置くKTM社はオフロードの電気自転車 「Freeride E-XC 」をアメリカ向けに開発しました。

イタリアでは有名なハイパフォーマンス「デゥカチ」ですが、電動化のコンセプトについてまだ定まっておらず発表はしていませんが、昨年ヨーロッパに向けて電気自転車の販売を開始しました。

デゥカチやトライアンフは現在、電気自転車産業においてe-bicycleをソフトなpivotと位置づけし、今後のマーケットに対して動向を見ています。

同時期に、ハーレーダビッドソンはEV市場に参入し、すでにいくつかの電気自転車の分野で事業を開始し、ガソリンのライダーたちを電動二輪車へ移行する試みを始めており、若年層の顧客の取り込みもすでに開始しています。

リーダー的存在である、アメリカのカリフォルニアにある「Zero Mortorcycles」ゼロターサイクルズ社は世界中に200カ所のディラーを持つ企業である。

同社は「Live Wire」の位置付けで競争する商品を昨年紹介した。

完全電動バイクSR/Fで値段は19,000ドル(日本円で約200万円)シティーレンジで161マイル(約100キロ)の走行が可能です。なんと1時間の充電で124 mph(約200キロ)の最高スピードを実現可能にしました。

また、イタリアのエネージア社はアメリカで高品質な電気二輪車の販売をすでに開始し広めています。

そしてカナダの「Damon Motors」デーモンモーターズは最高速度200mph(約320キロ)の商品を発売しました。価格は24,000ドル(日本円で約257万円)で今年に発売する予定です。

電動化は独自の安全性と、人間工学に基づいたライディングポジション、死角の発見に力を注いでいます。

確かに世界を牽引する有名なバイク企業が商品を全面電動化へ移行させる事は少々刺激が少ない事だと理解しています。

近年、ゼロモーターサイクルズやエネージア社により高度なEVモデルの試作が行われています。

ハーレーダビットソンでも2019年に電気ピボットが開発されました。このことは今後市場をさらに全面電気化に近づけました。

さらに注目すべきことは、2019年に電気スクーターの会社である「Stacyc」を買収し、今後EV参入の企画として、EVスクーターやEVマウンテンバイクを手掛けると発表しました。

この企業戦略は今後の若年層の潜在的な顧客獲得の架け橋となり、流動性のある市場で基盤となっていく事でしょう。

Trekker GTやトライアンフこの戦略と同じ方向性へ進み、同社初となる完全電気によるe-moto(モーターサイクル)への第一歩となる日もそう遠くはないでしょう。

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