中古でバイクを購入しようとしている場合、気になるのがそのバイクの寿命だと思います。

そのバイクの寿命が分からなければ、どの車両を購入して良いのかが分からなくなりますよね。

安く買って乗り潰す方や、少し高くても長く乗りたい方など、中古バイクを買う方の思いは人それぞれだと思います。

この記事はそんな中古バイクを買う全ての人が購入後に「こんなはずじゃなかった...」という思いにならないように、より具体的に分かりやすいようホンダのTodayを題材にして原付バイクの寿命などについてご紹介したいと思います。

記事の更新情報

※2023年7月13日に最新情報を更新しました。

原付の寿命でTodayの場合は?

画像引用:バイクブロス

Todayの寿命を走行距離と年数に分けて書いてみました。どちらかが当てはまれば寿命は近いと言えます。

走行距離

Todayに関わらず原付バイクで一般的に言われている走行距離の寿命は10000キロと言われています。

ただこれは日頃の乗り方、メンテナンス、保管条件によって大きく伸びる事もあるので、愛車と長い時間を過ごしたい場合はペットをお世話する様に大切に扱いましょう。

年数

年数に関しては保管条件などによって大きく変わってくるのではっきりと何年で壊れると言った数字はありません。

ですが、バイクにはバッテリーが搭載されているので、バッテリーの寿命がきてしまえばバイクは動かなくなくなってしまいます。

バッテリーの平均寿命は4年〜5年と言われているので寿命がきてしまう前に交換しましょう。

交換は自分でも出来ますが、外したバッテリーの処分などが難しい場合はショップで交換してもらいましょう。

バイクの寿命を延ばすには

まずは丁寧にバイクに乗ることを心がけましょう。ここでいう丁寧というのはスムーズな運転をするということです。

原付バイクはエンジンパワーが弱いがゆえに無意識にスロットルを全開にしがちですが、焦る気持ちを抑え自分にもバイクにも、ゆとりのあるライディングを心がけましょう。

その事が安全運転にも繋がり事故防止にもなります。

もう一つ大切なことは日頃のメンテナンスです。

メンテナンスと一口に言ってもいろいろな事がありますが、エンジンを壊さない為にも大切なのがオイル交換です。

オイル交換は自分でも行える簡単な作業なので、定期的に交換することをお勧めします。

自分交換するのが難しい場合はバイクショップにお願いしましょう。

Todayの場合は3000キロごとに交換、あるいは1年ごとの交換が推奨されていますが、前回の交換時期を確認して少し早めに交換しておく事をお勧めします。

バイク購入の際に、注意して見ておくところ

中古のバイクを購入する際に注意するところは3つあります。「メーターの改ざん」や「事故車」、「盗難車」などです。それぞれ見ていきましょう。

総走行距離

中古でバイクを購入する際、まず真っ先に目が行くのがバイクの総走行距離だと思います。出来るだけ良い状態のバイクを買うには総走行距離が大事なポイントとなってきます。

バイクを購入される際には色々なバイクを比較して、予算に合った範囲内で出来るだけ総走行距離の少ない車両を購入しましょう。

ただそこには思わぬ落とし穴が隠れている場合があります。

その一つが『メーターの改ざん』です。

メーターの改ざんは知識があれば実は簡単にできる作業なので、中古でバイクを買う際は騙されないよう注意しましょう。

原付バイクのように車検のないバイクは管理がずさんな事が多いので特に注意が必要です。

ネットオークションなどの個人売には悪徳な業者が多いので、出来るだけ信頼できるバイクショップで購入する事もお勧めします。

ハンドルの切れ角

購入した車両が実は事故車だった。という事もよくあるトラブルの一つです。ただ見た目では分からないように修理してある事がほとんどなので、購入の際にはしっかりと見分ける事が必要です。

そこで一つ目安となるのがハンドルの切れ角です。

事故車の場合、一番損傷を受けやすいのがハンドル周りと言われています。

実車に跨がれるようでしたら目一杯ハンドルを切ってみて左右スムーズに最後までハンドルが切れることを確認しましょう。

引っかかりがあったり、どちらか片方が奥まで切れないような事があれば事故車の可能性が高いので購入するのはやめておきましょう。

盗難車に注意

ネットオークションなどの個人売でよく起こるトラブルの一つが盗難車の売買です。

ネットオークションなどで購入する際は出来るだけフレームの車体番号を確認できる車両を購入しましょう。

盗難車を購入して乗っていると最悪の場合逮捕されてしまう事もあるので、バイクを購入する際にはできるだけ信頼の置けるショップで購入しましょう。

壊れない?丈夫な原付バイク

丈夫な原付バイクと聞いて真っ先に思い浮かぶのがホンダのカブです。

昔からカブの信頼性は高く、街中を走っている郵便バイクを思い出していただければその信頼性の高さは想像しやすいかと思います。

大雨の中配達業務をしていたり、北海道などの雪国では大雪の中タイヤにチェーンを巻いてまで配達業務をしている事もありますが、街中で故障している郵便バイクを見た事がある方は少ないのではないでしょうか。

一部マニアの中にはカブでエンデューロレースに参加している方もいるようですので、カブの丈夫さは今風に言えばハンパない!です。(ちょっと古いですかね...^^;)

ただどれだけ丈夫なバイクでもメンテナンスを怠ればトラブルが発生する可能性が高くなるのでバイクの性能にかまけずに日頃のメンテナンスはしっかりと行いましょう。

人気の原付バイク

今国内では多くの原付バイクは発売されています。

その中でもお勧めの原付バイクを3台ピックアップしましたのでバイク購入の際に参考にしてみてはいかがでしょうか。

ホンダ スーパーカブ 50

画像引用:ウェビック

安心と信頼の実績のあるホンダ、カブシリーズからスーパーカブ 50です。

一昔前まではおじさんバイクと言われていたスーパーカブですが最近は人気映画とコラボしたカラフルなデザインも登場し、老若男女問わず愛されるバイクとなっています。

カスタムパーツも豊富なので自分のスタイルに合わせてカスタムできる事もお勧めポイントの一つです。

ヤマハ ビーノ

画像引用:ヤマハ発動機

可愛らしい見た目が特徴のヤマハビーノは発売当初から人気のスクーターです。

コンビブレーキと呼ばれるブレーキサポートシステムやアイドリングストップシステムが搭載されていたり、アクセサリー、収納が豊富だったりと今の世代のトレンドをゆく、今一番人気の原付バイクと言っても良いでしょう。

またその可愛い見た目とは裏腹にパワーもしっかりとあるので街乗りだけではなくキャンプツーリングなどアクティブな使い方も出来るのがこのバイクの魅力です。

アプリリア SR 50 R

画像引用:ウェビック

人と違った原付バイクを求める方には、アプリリアのSR 50 Rをオススメします。

スーパースポーツスクーターと言われたこの車両の魅力は多くを語らなくても「水冷2サイクルエンジン」というワードで伝わるのではないでしょうか。

国際的な排ガス規制、ユーロ4をクリアした2サイクルエンジンの刺激的な走りは爽快です。公道でのスピードの出し過ぎにはくれぐれも注意しましょう。


寿命と一概に言っても日頃の管理の仕方、乗り方、保管状況によって大きく差が出るのがバイクです。

購入の際には車両の状態をしっかりと確認し、悪徳な業者に騙されないように注意しましょう。

皆様が最高の愛車と出会えることを心よりお祈りしています。

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