広報部ぽん
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原付が突然エンストしてしまい、困ったことはありませんか?

道路でエンストして中々エンジンがかけられないと、焦ってしまいますよね。

この記事では、エンストしてしまったときの対処法や、エンストの原因など解説していきます。

またエンジンがかからなくなった場合の修理代はいくらくらいか、雨の日や2ストだとエンストしやすいのかについても紹介します。

原付がエンストしたときの対処

原付がエンストしてしまった時は、まず落ち着いて、周囲の安全を確認しましょう。もし後ろから車が来ている場合は、左ウインカーを出して路肩に寄ってください。

安全を確認したら、次の手順でエンジンがかかるかを試しましょう。

まずキーをオフにして、オンに入れ直します。

それからセルを押して始動するか確認してください。数秒押してかからない場合は、10秒ほど待ってから、再度セルを回してください。

それでもかからない場合は、むやみにセルを回しても意味はありません。バッテリー上がりを起こしてしまう可能性もあるので、次の行動を考えましょう。

エンジンの不具合が原因であれば、バイクショップに持っていくことを考えなければいけません。

しかし、エンストの原因が単純にガス欠である場合もあります。まずはガソリンが空になっていないかを確認しましょう。

ガス欠であった場合、近くにガソリンを持ってきてくれる友人や家族がいれば連絡をしてみましょう。手動の灯油ポンプがあれば、車などのタンクから直接、ガソリンを分けてもらうことができます。

またスクーターであれば軽いので、近くにガソリンスタンドがあれば、押して持っていくことも可能です。

エンジンを切って押して歩く場合は、歩行者扱いになります。広めの歩道を選んで、安全に移動しましょう。

ガス欠でも以上の対応が取れない場合、またエンストの原因がガス欠以外の場合は、バイクショップや自宅に車両を運ばなくてはなりません。

バイクショップまたはロードサービスに連絡をして、対応してもらいましょう。

いずれの対応にしても、まずは周りの安全を確保して落ち着いて行いましょう。

エンストが起きる原因とは

エンストが起こる原因は、大きく分けて

  1. スパークプラグから火花が飛んでいない
  2. ガソリン供給が正常でない
  3. 混合気が充分に圧縮されていない

の三つです。

順番に見ていきましょう。

1.スパークプラグから火花が飛ばないと、エンジンが点火されず、エンジンを回転させるための爆発が起こりません。

この原因としては、スパークプラグの劣化や、プラグかぶり(オイルや冷却水、ガソリンが付着することでプラグが湿ってしまうこと)が考えられます。

プラグの劣化が原因の場合は、プラグの交換を行うことで、エンストは改善します。

プラグへのオイルや冷却水、ガソリンの付着がエンストの原因の場合も、プラグの交換で一時的に改善はします。

ただしプラグが根本原因ではないので、他にも修理が必要です。バイクショップで点検を受けて、根本の原因を修理しましょう。

次に、2.ガソリンが正常に供給されていないパターンです。

ガス欠でなければ、ガソリンをエンジンに供給する機能に問題がある可能性があります。

キャブレター車にはキャブレター、インジェクション車にはインジェクションと燃料ポンプが付いていて、ガソリンの供給を行っています。

これらが詰まってしまったり、部品が故障してしまうと、エンストしたり、エンジンがかからなかったりします。

最後に、3.混合気が充分に圧縮されていないというパターンです。

混合気というのは、気化させたガソリンと空気をバランス良く混ぜたものです。

ガソリンエンジンではこれを、エンジン内でグッと圧縮してから、点火して爆発させます。

圧縮はエンジンの密閉された部屋で行われます。これが何らかの原因で圧力が逃げてしまうと、点火が出来なかったり、爆発力が足りなかったりしてエンストします。

この場合は、圧縮が逃げている場所を特定して、部品交換などの修理を行う必要があります。

以上が、エンジンで考えられるエンストの原因3種類です。

エンストの状況が分かれば、この中から原因を絞り込みやすくなります。

バイクショップに相談する場合は、エンストの状況をしっかり伝えて原因特定してもらいましょう。

エンジンがかからない場合の修理代は

前述したように、エンジンがかからない原因は色々あります。原因によって、またバイクショップに頼むのか、自分で修理するかによって修理代は変わってきます。

例えば自分でプラグを交換するだけの場合、プラグ代500〜1000円ほどで済みます。

しかしエンジンの中に原因があり、修理をバイクショップで頼む場合は、部品代と作業工賃がかかってきます。

まずは自分で対処できるのか判断をして、出来ない場合にはバイクショップに症状を伝えて、見積もりをしてもらうと良いでしょう。

予防のためにできること

ガス欠によるエンストは、普段からガソリンの残量を確認することで防ぐことが出来ます。

毎回原付に乗る前に、ガソリンの残量がどのくらい残っているか確認するクセをつけましょう。

またエンジンの不具合によるエンストは、定期的にバイクショップでの点検を受けることで予防できます。

何年も乗っていると、どうしても部品が消耗したり、内部が汚れてきたりします。必要に応じて清掃や部品交換を行ってもらうと良いでしょう。

しばらくメンテナンスをしていない、また最近エンジンの調子が悪いかも、という場合はバイクショップでの点検をおすすめします。

雨の日は気を付けた方が良いって本当?

普段は普通に走れるのに、雨の日になるとよくエンストする!という場合は、スパークプラグ付近の電気部品から漏電していることが原因、という可能性があります。

スパークプラグには火花を飛ばすために、プラグコードを伝って高電圧が来るようになっています。

古い車両ではこのプラグコードに、目には見えない小さなヒビや穴が開いていることがあります。

雨の日に走っていて水が入ると、こうしたヒビや穴から漏電しやすくなります。

漏電するとスパークプラグに必要な電圧が足らず、点火できないのでエンストしてしまいます。

このように、古い車両で雨の日にエンストしやすいときは、プラグコードの交換で改善する場合があります。

ただし、この状態でしばらく車両を使用していると、プラグにも負担をかけてしまいます。合わせてプラグも点検するようにしましょう。

2ストはエンストしやすい

4ストに比べて、2ストはアイドリングなどでエンストしやすいです。これは、2ストの方がスパークプラグがかぶりやすいためです。

4ストと違って2ストエンジンは、ガソリンとオイルを混ぜて、エンジン内で一緒に燃焼させています。

また、未燃焼のガソリンがエンジン内に留まりやすい構造をしているため、低回転ではオイルやガソリンでプラグがかぶりやすく、エンストしやすいです。

ただし、ある程度エンジンを回していれば、高温でガソリンやオイルを焼き切れるので、普通に走行していれば問題ありません。

2ストバイクで、長く信号待ちをしなければいけないような場合は、時々アクセルを少し煽ってあげると良いです。

ただし、周りの迷惑には考慮して必要以上に回さないようにしましょう。


今回は、原付がエンストしてしまった時の対処について解説しました。

原付がエンストしたときは、まず落ち着いて安全を確保しましょう。電源を入れ直してセルを回し、再始動できるか試してみましょう。

道路で突然エンストしてしまうと焦ってしまうものですが、自分と周囲の安全のため、落ち着いて行動するようにしましょう。

自分で対処できない時のために、バイクショップやロードサービスの連絡先はどこかにメモしておくと良いでしょう。

ガス欠によるエンストは、普段から気をつけることで充分予防できます。ガソリンの残量と、あとどのくらい走れるかは常に把握しておくことが大切です。

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急なエンストで困ることが無いよう、普段からのバイクのメンテナンスを心がけましょう。

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