ホバーバイクは「未来のモビリティ(交通輸送手段)」になれる?

「空想科学小説(SF)が科学的に事実になる」。熱心なエンジニア、未来学者、開発者の努力の結果、近い将来ホバーバイクが実現することが見えてきた。

ホバーバイクの始まりは、ニュージーランドの発明者(Malloy氏)であり、オーストラリアシドニー郊外のガレージでホバーバイクのプロトタイプを作製。カーボンファイバー、ケブラーとアルミニウムを混合したフォームコアを使用したフレームを手作りで作製した。

次に様々人々の協力を下、2つのプロペラと実装した、80キロワット/排気量1170CCの4ストロークエンジンを完成させた(これにより、ホバーバイクは2ローターで動くように設計されることになった)。

ホバーバイクの公開に伴い、Malloy氏はホバーバイクの目標について言及。実用航行距離は成人男性/女性を乗せた状態で約3キロ、飛行スピードは時速278kmとした。

Malloy氏はその数年後会社を設立、2014年にクラウドファンディングにより約870万円を集め、テスト飛行を実行した。これにより、現状の技術では2ローター式ホバーバイクはコスト面で現実的ではないことが判明。クワッドコプターに方向転換した。

一方で、カリフォルニアのAeroflexにより2012年にホバーバイクのプロトタイプが発表された。Airoflex社は発表の数年前からホバーバイクの開発に取り組んでおり、2012年の時点で、既にプロトタイプによるテスト飛行を実施済み。発表と同時に動画も公開した。

Airoflex社のホバーバイクは、カーボンファイバーブレードを用いた2つのローターを採用、進行方向は、パイロットの手元にあるハンドルバーにより決めることができる。当初、地上より3メートルまで上昇可能とし、スピードは時速72kmとされていた。2人乗り用、重量制限は140キロ(310ポンド)、ガソリンを満タンにした状態で1時間15分の飛行が可能という。

Tandem-Duct Aerial Demonstrator

2014年に予約を開始、2017年までに配送するとして、価格は総額約900万円。決して安くはないが、オフロード車両愛好家やアウトドアが好きな人々にとっては魅力的な商品となる。

また他に、2012年に発表されたチェコのエンジニアチームによる電動フライング自転車のコンセプトがある。この電動フライング自転車は2013年にプラハのコンベンションセンターで初めて発表された。

Flying Bike

バッテリで3~5分の飛行が可能としていて、実際にはフライングバイクというよりも、一時的に飛ぶことが可能なバイク(自転車)といったところ。エンジニアチームは「このバイクを販売することはなく、単にアイデアは実現できることを証明するもの」としている。

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