原付のガス欠の前兆は?ガソリンスタンド見つからない恐怖!

旅先でガソリンが無くなってしまうと、楽しい旅も台無しです。

そうならない様にガソリンが無くなる前の前兆を察知して、いち早くガソリンを補充することが重要です。しかし、同じような症状でもガス欠でない場合もあります。

今回はそんなガス欠の前兆と、万が一ガス欠してしまった時の対処法をご紹介します。

事前に確認して、いざというときに慌てない様にしましょう。

原付のガス欠の前兆

画像引用:AT-1群馬自販ロードサービス

燃料計や燃料警告灯が付いている車両はあらかじめ燃料の不足を確認することが出来ます。

しかし、どちらの装備もない場合、エンジンの調子を見ることでガス欠の前兆を把握できます。

原付でガス欠が起こると、パワーが出なくなったり、エンジンの回転が不安定になるなどの異常が出てきます。

アクセルを一定にしているのにも関わらず、回転が落ちたり戻ったり落ち着かない・・・

坂道になると急に吹け上がりが悪くなった、などの症状です。

燃料は燃料タンクから細い管を通って、キャブレターや燃料噴射装置(インジェクター)に送られます。

燃料が少なくなり、その管に空気が入ると燃料と空気の混合がうまくできず失火や爆発不良が起きます。

簡単に言えば、欲しい分の燃料が欲しいだけ供給できない状態が続いて、パワー不足やエンジンの回転が不安定になるのです。

またこの燃料を送る管はタンクの前方か後方のどちらかに付いています。そのため、燃料が少ないときに坂道を走行すると、タンク内の燃料が傾いて空気が入ってしまう場合もあります。この場合も燃料が供給できないのでエンジンの回転がおかしくなってしまうのです。

止まってしまった時の対処法

キャブレター車の場合、燃料を送る管の周りに予備燃料の切り替えコックがついている場合があります。

普段はONの位置にコックが向いていますが、RES(リザーブ)の位置に回すことで燃料を通す管を切り替えて、燃料タンク内のより低い位置に溜まっている燃料を使えるようにするのです。

もし燃料コックにRESがあればそれを試してみてください。

予備燃料の残量は車種によって様々ですが、おおよそ50km程度走行できるくらいは燃料が残っているものが多いです。

近年のインジェクション車の場合はガス欠で止まってしまった場合、予備として使用できる燃料を備えていないものがあります。そのため燃料計や警告灯などを常に確認する必要があります。

完全に止まってしまった場合、車体を揺すると燃料が少しだけ供給されて、短時間のみ再始動が可能になる場合がありますが、すぐに停止してしまうので、何よりも燃料を切らさないことを気を付けましょう。

給油後すぐはエンジンがかかりにくい

ガス欠になってしまった後、給油をしてもすぐにエンジンがかからないことがあります。

これはタンクからキャブレターやインジェクションへ通じるパイプ内にガソリンが行き渡っていないため、すぐにガソリンが供給できず起きてしまう症状です。

キャブレター車などはエンジンが回ることによってガソリンを吸おうとするので、少しセルを長めに回して様子を見ましょう。

無事にエンジンがかかったら、RESにしていた燃料コックをONに戻すのを忘れないでください。

給油しても異変があれば本体トラブルかも

給油してもガス欠症状が治らなかったり、エンジンがかからない場合、燃料関係の不具合が原因かもしれません。

ガス欠はキャブやインジェクターに燃料が供給されないことで起きるので、そのあたりの部品に不具合があっても同じ症状が出ます。それぞれの主な原因を見てみます。

  • キャブレター内のゴミや異物の詰まり
  • 燃料コックの詰まり
  • 燃料ホースの折れや詰まり
  • タンク内の水
  • インジェクターユニットの不良
  • 燃料ポンプの不良

ガソリンタンク内のサビやゴミが混入し、パイプやキャブレター内に詰まってしまうことで燃料が供給されなくなることが燃料関係では多いです。

燃料コックにはフィルターが装着されており、そこでゴミは止まるようになっています。しかしフィルター自体がゴミでいっぱいになってしまったり、取り切れなかった小さなゴミがキャブ内に進入したりすること不具合が起こります。

また長期不動車や、何らかの原因で燃料タンクに水が溜まっている車両は同じような症状が出ます。これは水がガソリンより重いためタンクの下側に溜まり、燃料ではなく水が先に供給されてしまうからです。これらの場合はタンク内と燃料ホースの清掃や交換を行うことで解決できます。

インジェクション車の場合はインジェクターや燃料ポンプなどが原因の場合があります。

滅多に壊れる部品ではありませんが、キャブと同じようにゴミなどで詰まってしまうことはあります。またヒューズ切れなどの可能性もあるので、確認してみましょう。

ヒューズを確認しても異常の無い場合、ポンプやインジェクターの交換が必要となってしまう可能性があります。

ガス欠時は無理にセルを回すのはNG

ガス欠してしまった時に無理にセルを回してはいけません。

燃料が無くなっていれば、何をしてもエンジンはかからないのでセルやバッテリーに負担をかけてしまうだけです。

バッテリーが無くなってしまえば、燃料を補給してもエンジンがかけられないのは同じです。インジェクション車は燃料ポンプを動かす為に、より多くの電力を必要とするので、ガス欠と分かった場合はセルの使用をやめて、何とか燃料を確保することを考えましょう。

走らなくてもガソリンは気化して減る

ガソリンは揮発性の液体なので、放置しておけば気化して無くなってしまいます。

タンク内のガソリンも、実はゆっくりと気化して減っていっているのです。

気化したガソリンをそのままにしておくとタンク内の圧力がどんどん上がってしまうので、タンクにはそのガスを抜くための穴が開けられています。

ガレージの中やバイク屋さんなど、ガソリンを使った作業をしていないのにガソリン臭いと感じたことはありませんか?それはタンク内のガソリンが気化して空気中に開放されているからなのです。

燃料がほとんど入っていない状態で長期間放置された車両は、一度燃料タンクを確認することが必要です。

余裕を持って事前に給油しておこう

これらガス欠に関する症状の一番の予防法は余裕を持った給油です。

自分のバイクの航続距離や燃費をしっかり確認しておいて、ガス欠にならない様に事前に給油することが重要です。

常にタンクが満タンになっていれば、サビや水も発生しにくいのでタンク内の正常化にもなります。

走行の前にはあとどれだけ走れるかの確認を忘れないようにしましょう。


ガス欠が起こりそうな場合、パワーが無くなったり、エンジンの回転数が不安定になったりといった前兆が現れます。そんなときはまず燃料が残っているかを確認しましょう。

燃料を補給しても症状が治らない場合、燃料系の不良の場合があるので注意が必要です。

お腹が減ってはバイクも人も動けません。余裕を持った給油と事前の整備で、バイクの体調管理をしてあげましょう。

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