スズキのハヤブサ2020モデル、世界最速のその性能は?

市街地でハヤブサを見かけることが多くなっている。だが、ハヤブサはその魅力的で洗練されたルックスからは想像できない「モンスター」を宿している。

Suzuki Hayabusa 2019 Limited Edition | Born Creator

ハヤブサ2020の設計

そのフォルムは近未来の映画に出てくるバイクをのようであり、実際に風洞実験工学に基づいた設計となっている。フロントカウルとウインドスクリーンはライダーの周りの空気を押し退けるようになっていて、押し退けられた空気はライダーの後ろで収束し、テールハンプ上を流れていく。

特殊な形状のタンクはインナーカウルはライダーがバイクと一体となるようになっていて、空気力学的にライダーがバイクの一部となるように設計されている。インナーカウルの先端は吸気口に繋がり、吸入された空気を圧縮、時速80km前後で走行時に容積効率を向上させる。

「効率」という側面から、方向指示器がカウルと一体となっていないが、テールランプはシート後方のテールカウルと完全に一体となっている。ハヤブサは、コーナリング重視ではなく、スピードと加速に特化しており、世界で最も早いバイクを目指した設計となっている。

シャーシ


メインフレームとサブフレームは別の材料を使用、通常はメインフレームは鉄、サブフレームはアルミニウムとなているが、ハヤブサはツインスパーフレームにアルミニウム、サブフレームに鉄を使用、ライダーの体重に十分耐えられ上で、全体の重量を軽量化している。

フロントフォークは43mmのKYBフォークを、リアにはモノショックを採用。サスペンションは圧縮、ダンパーのリバウンド(跳ね返り)、スプリング予圧に調整可能となっている。リムは鋳造アルミニウムからなり、アンスプラング重量の軽減に成功。スズキのDLCコーティングがフォークに使用され、タイヤが常に道路に吸いつくように走行するために役立っている。

標準装備としてABSがあり、ブレーキパッドはBrembo製310mmのデュアルフロントディスク(浮動モノブロックキャリパー)を、リアには260mmのシングルポットキャリパーを採用。

ドライブトレーン


ショートストローク型の4気筒DOHCエンジンは排気量1340cc、スズキの特徴となるSCEMシリンダーにPVD (物理蒸着)コーティングがされており、エンジン内部の摩擦を低減している。

44mmのツインボアスロットルボディでは、スズキのデュアルスロットルバルブ制御により、必要に応じて、エンジンパフォーマンス(エンジン出力)の調整が可能。ライドバイワイヤシステム(バルブタイミング制御と同時にスロットル バルブを最適制御)をスズキドライブモードセレクター(S-DMS)と呼び、必要に応じたエンジン出力の調整が可能としている。

排ガス基準に対しては、スズキのPAIRシステムで対応、排ガス触媒の低減も実現。レブリミッターは時速186マイル(時速約300km)、現存のバイクの中では最も速く、9.7秒で約400メートル、時速148.8マイル(時速239km)に到達、時速0kmから時速60kmに到達するまでに掛かる時間は2.6秒となる。

価格

メーカー希望価格は14,799ドル(約158万円)、同じ性能のバイクと比べても手頃な価格となっている。ただし、ハヤブサは初めてバイクを購入する人や、初心者の乗るバイクとな言えない。

SUZUKI HAYABUSA – Everything You Need to Know | Up to Speed
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