ライダーちゃん

原付バイクに乗っていて、制限速度30㎞や二段階右折を解除したいとお悩みの方いらっしゃいませんか?

でも、「原付の黄色ナンバーはどうやって取得することができるのだろう?」「黄色ナンバーにする手続きは?」「新たに免許が必要なの?」
と疑問点がありますよね。

この記事では、

  • 原付の黄色ナンバー取得方法
  • 黄色ナンバー取得に必要な書類
  • 黄色ナンバーに必要な免許

についてご紹介します。

原付だと少し物足りなくなっている方に、原付の黄色ナンバーの取得方法をご紹介します。

原付の黄色ナンバー取得方法

【バイク女子】黄色ナンバーになったジョルノでお買い物(2019.7/27) - YouTube

黄色ナンバーの取得方法は市役所で手続きをします。

必要書類を提出するのみです。

  • 印鑑(認印可)
  • 軽自動車税申告書(報告)兼標識交付申請書(市役所)
  • 身分証明書(免許証)
  • 販売証明書(新車で購入の場合)
  • 廃車証明書(廃車された車両の場合)
  • 標識交付証明書(同市内に住む人で名義変更する場合)
  • 譲渡証明書(元所有者が他人の場合)

などの書類で自分に当てはまるものが必要です。

自分がどの書類が必要なのか不安な場合は、市役所で確認すると安心です。

黄色ナンバーとは?どういうバイクがつけるものなのか

排気量が51㏄~90㏄の原付バイクにつけることができ、原付バイクをボアアップして、黄色ナンバーにすることもできます。

原付バイクとの違いは、原付黄色ナンバーという形でご紹介します。

原付免許小型自動二輪免許必須
制限速度30km制限速度60km
二段階右折二段階右折不要
最大積載量30kg最大積載量60kg
乗車定員1人乗車定員2人(小型二輪免許取得後1年後から)

と制限が大きく解除されますが、小型自動二輪免許を取得しないといけません。

黄色ナンバー取得にかかる料金はどれくらい?

登録方法によって異なります。

  1. 購入店で手続きをお願いする場合
  2. 自分で市役所に手続きする場合

詳しくご紹介します。

1.購入店で手続きをお願いする場合

バイク購入店で手続きをする場合は、登録代行手数料が発生します。

お店によって値段が変わってしまいますが、5,000円~10,000円程度が相場です。

平日に時間が取れない方は登録を代行してもらう方が手軽で良いでしょう。

2.自分で市役所に手続きする場合

黄色ナンバー取得は市役所で手続きをします。

ナンバープレート取得費用は掛かりません。

必要書類を提出するのみです。

  • 印鑑(認印可)
  • 軽自動車税申告書(報告)兼標識交付申請書(市役所)
  • 身分証明書(免許証)
  • 販売証明書(新車で購入の場合)
  • 廃車証明書(廃車された車両の場合)
  • 標識交付証明書(同市内に住む人で名義変更する場合)
  • 譲渡証明書(元所有者が他人の場合)

などの書類で自分に当てはまるものが必要です。

書類を集める手間、平日に市役所にいかないといけませんが、無料で登録できるので、平日に時間を取れる方はご自分で手続きするのがお勧めです。

ピンクやブルーとの違いは?

ピンクナンバーとブルーナンバーの大きな違いは、必要な免許が違うこと・2輪と4輪の違うことです。

ピンクナンバーは、排気量91㏄~125㏄以下の2輪車で、免許は小型自動二輪免許を取得していると乗ることができます。

ブルーナンバー(水色ナンバー)は、排気量20㏄以上50㏄以下の4輪車で、免許は普通自動車免許が必須です。

原付免許や車の免許だけで乗れる?

黄色ナンバー・ピンクナンバーは原付免許・車の免許では乗れません。

必ず小型自動二輪免許が必要です。

小型自動二輪免許は

  • 教習所で勉強する
  • 運転免許試験場で一発合格を目指す方法

があります。

一般的には教習所で勉強してから、指定自動車教習所で試験を受けます。

費用は持っている免許によって異なりますが、5万円~11万円程度です。

車の免許を持っていると時間と費用が抑えられます。

黄色ナンバーのメリット・デメリット

黄色ナンバーにするメリットは

  • 二段階右折がなくなる
  • 制限速度30kmから制限速度60kmになる

と制限がなくなります。

黄色ナンバーにするデメリットは

  • 小型自動二輪免許を取得しないといけない

の1点のみです。

免許を取得する費用と、時間はかかりますが黄色ナンバーにするとメリットが大きいのが特徴です。

なぜ黄色ナンバーは少ないのか

昔のバイクは2ストロークエンジンを使用していました。

2ストロークエンジンでバイクを作っていた時は、50㏄の次は80㏄や90㏄の排気量のバイクが非常に多かったのです。

現在は4ストロークエンジンが主流になり、エンジンの性能が変わりました。

4ストロークエンジンで2ストロークエンジンの80㏄や90㏄の排気量のバイクを作ろうとすると、100㏄や125㏄の排気量が必要になります。

その為、51㏄~90㏄のバイクは少なくなったのです。

なかなかお目にかかれない!?黄色ナンバークラスのバイク紹介

黄色ナンバーのバイクは現在、新車で販売をしていません。

中古車で探すか、原付バイクをボアアップをしてナンバーを変えるのが黄色ナンバークラスのバイクの入手方法です。

中古車で人気の51㏄~90㏄バイクは

  • HONDA ベンリィ90S
  • HONDA スーパーカブ90
  • ヤマハ スポーツジョグ90

などがあります。

この時代のバイクはプレミア価格がついているバイクもあるので、価格はしっかりと調査しましょう。

小型自動二輪免許の場合はご紹介したバイク全てに乗ることができますが、小型自動二輪(AT)の免許を取得した場合は、ベンリィとカブはMT車になるので乗れません。

自分がどんなバイクに乗りたいのか事前に調べて免許を取得しましょう。


原付の黄色ナンバーの取得方法をご紹介しました。

まとめると

  • 原付の黄色ナンバー取得方法は市役所で手続きをするだけ
  • 黄色ナンバーのバイクに乗るには小型自動二輪免許が必要
  • 黄色ナンバー・小型自動二輪免許を取得すると二段階右折がなくなり、制限速度が30㎞から60㎞まで引きあがる

となりました。

ライダーちゃん
原付だと少し物足りなく、二段階右折や制限速度が30㎞だと不便と感じている方は、原付の黄色ナンバーを取得して、小型自動二輪免許を取得して快適なバイク生活を手に入れるのはいかがでしょうか?

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