ライダーちゃん
原付バイクに乗っている方は切っても切り離せない税金の支払い。

税金の支払いの期限にお金が手元になく、支払いが難しいという状況になってしまった場合どうなってしまうのでしょうか?

そこでこの記事では、

原付の税金を支払わないとどうなるの?」

「延滞金の年利は何%かかるの?」

「督促状が届いたけど、これは最終通告?」

「税金が支払えないときの対処法」

ライダーちゃん
などについてお伝えします。

税金以外の維持にかかるお金の紹介もしているので、購入前や購入したけど税金の支払いをしないとどうなるのかわからない方には必須の内容なっています。

ぜひ最後までご覧ください。

原付の税金を払わないとどうなる?

原付

未納期間に応じて延滞金が発生します。

延滞金は納付期限1カ月までは年利2.6%で、それ以降は年利8.9%に引き上げられます。

※令和4年までは延滞金特例基準割合が適用されているため、上記の年利が変わっている場合があります。

お住いの市町村にお問い合わせやホームページで確認をするとより確実な年利が判明します。

2度の督促状、最終通告で催促状が送付され、それでも支払いがない場合は預金口座やバイクが差し押さえられます。

ライダーちゃん
差し押さえの時には家族・職場に問い合わせがはいるので、自分だけの問題ではなくなります。

事前に税金や必要経費のお金は別に保管しておくことをお勧めします。

税金が払えない場合

どうしても税金を支払えないとわかった段階で市役所に相談しましょう。

電話や窓口でもどちらでもよいので、まず相談をすることが大切です。

ライダーちゃん
督促状や催促状が届く前に相談する事が大切で、支払う意思があることを訴えましょう。
状況によっては分割や減免される場合があります。
支払えないからとそのまま放置すると段々と年利によって納税金額が上がってしまいます。

放置してもいいことはありません。必ず相談に行きましょう。

原付きを乗るのに必要な税金

・50cc~90㏄バイク:軽自動車税 年2,000円
・91㏄~125㏄バイク:軽自動車税 年2,400円

本来は、重量税もかかっていますが、購入時に一括で支払っているので気にする必要はありません。

ライダーちゃん
車の場合、自動車税は年間39,500円なので、原付バイクの年間2,000円という金額はとても安く感じます。

学生の2,000円は大きいと思いますが、できるだけ納付書が来たらすぐ払えるように貯金するようにしたいですね。

税金以外に必要な維持費

前提として、年間10,000km走行すると仮定し、燃費は45km/ℓ、ガソリン代150円として考えます。 

ガソリン代  年間34,000円
エンジンオイル  2,000円×3回 ※3,000kmごとに交換
自賠責保険  年間7,070円
任意保険  各会社により異なるが年間20,000円と仮定

合計で67,070円になります。

月6,000円程度になります。

基本的に高めに設定して計算をしているので、これより安くなる方が多いと思います。

ライダーちゃん
任意保険は原付だから入らなくてもいい、と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、自損事故や対人の相手側への補償などもあるので出来るだけ入っていた方がよいでしょう。

ご家族の方が車を持っている場合はファミリー保険などのプランに入っている場合があるのでご家族の方に相談してみてください。

バイクは2年に1回はバイクショップ等で点検してもらうとより長く安心してバイクに乗れます。

パーツ交換などが発生すると費用が変わりますが、10,000円を目安に考えましょう。

気に入ったバイクを長く乗るにはメンテナンスも大切です。

更にメンテナンスをしていると、処分する時の買取業者に依頼する時は買取金額が上がる可能性があります。

原付きの処分方法

納税が厳しい場合、原付バイクを処分することも検討しましょう。

処分の方法は2種類が定番です。

  1. バイク買取業者
  2. 二輪車リサイクルシステムで処分する

が考えられます。

そして処分する場合は3月31日までにバイクの処分と役所手続きをすると節税になるので、覚えておくとよいでしょう。

1.バイク買取業者で処分する場合

バイク買取業者は、バイク王バイクランドなどがあります。

自分のバイクに値段が付き、お金が貰える可能性があります。

まずはバイク比較ドットコムのような一括査定サイトで査定をしてもらい、金額の高いところに売るというのも一つの手です。

金額が安くても自分なりにメリットがあればそのお店でも良いでしょう。

1箇所のみで査定して売却すると「もっと価値のあるバイクだった」など後程調べて安く売りすぎてしまったという場合もあるので、最低2箇所は査定するようにしましょう。

バイクを買取業者で処分する場合のメリットは、処分費用と売却費用を相殺できる可能性があります。

デメリットは、本来の価値より安く売却してしまう可能性があることです。

まずは買い取り業者から査定してもらい、費用が掛かる場合はリサイクルシステムで処分することを検討した方がよいでしょう。

2.二輪車リサイクルシステムで処分する場合

二輪車リサイクルシステムというのは、自動車リサイクル促進センターが運用している、国内バイクリサイクルシステムです。

二輪車リサイクルシステムにバイクを持ち込みをすればリサイクル費用がかからない取り組みです。

持ち込みをするとリサイクル費用が掛かりませんが、場所が遠い場合は廃棄二輪車取扱店に連絡をして運搬を頼むことができます。

※運搬費用、廃棄処理に関わる実費用は掛かります。

こちらのホームページより、自分のバイクが対象内かどうかを確認してから必要書類を準備しましょう。

こちらのメリットは国から認可を受けている機関が関わっているので安心して取引ができます。

デメリットは引き取り場所まで自分で運搬する必要がある点です。

ライダーちゃん
この廃棄二輪取扱店で処分すると、使える部品などはリサイクルとして再利用されます。

環境にやさしく、自分のバイクが誰かの役に立ちます。

買い取り業者にできるだけ高く買い取って貰うには

バッテリーが上がってしまってエンジンがかからない場合、最悪買取を断られることがあります。

エンジンはすぐ掛けれる状態にしておきましょう。

ライダーちゃん
洗車もできるだけ査定直前におこない、綺麗な状態をみせると印象よいのでお勧めです。

こちらから他社の金額を根拠に金額を伝えるなど、交渉をすることが大切で、査定する人に「自分はバイクを売るぞ!」という気持ちをアピールすることが大切になります。


原付の税金を支払わないとどうなるの?という不安から、支払えない場合の対応、バイクを処分する方法までをご紹介しました。

まとめると

  • 原付の納税をしなかった場合、延滞金が発生する
  • 2度督促状がきて、3度目は催促状が来る
  • 催促状がくると、給料やバイクの差し押さえられる
  • 差し押さえの時は家族や職場に迷惑がかかる

ということになります。

納税書が来て支払えない場合は市役所の電話や窓口に相談することが大切です。

ライダーちゃん
どうしても支払えないときはバイクの処分も検討し、バイクの処分方法もご紹介しました!

バイクに乗るためには切っては切れない関係の税金をできるだけすぐに支払えるようにすることが大切です…!

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